内挙(読み)ないきょ

精選版 日本国語大辞典 「内挙」の意味・読み・例文・類語

ない‐きょ【内挙】

〘名〙 内々に推挙すること。また、うちわの者を推挙すること。
※本朝無題詩(1162‐64頃)六・秋日林亭即事〈藤原敦光〉「欽賢舘下愚庸士。内挙恩容偸庶幾」 〔春秋左伝‐襄公二一年〕

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普及版 字通 「内挙」の読み・字形・画数・意味

【内挙】ないきよ

身内縁故の者を推挙する。〔左伝、襄二十一年〕叔向(しゆくしやう)曰く、~(き)大夫(奚)は、外より擧ぐるに讐(しう)をてず、より擧ぐるに親を失はず。其れ獨り我を(わす)れんやと。

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