内存(読み)ないぞん

精選版 日本国語大辞典 「内存」の意味・読み・例文・類語

ない‐ぞん【内存】

〘名〙
① 心の内で思うこと。内々で思うこと。内々の所存
上杉家文書‐永祿八年(1565)三月二三日・大舘晴光御内書副状「御内存趣委細被聞食候」
② 心の内にあること。
※霊的見神の意義及方法(1907)〈綱島梁川〉「吾れ神を見たりてふ意識の中に、真実に、客観的に神を見たる個の心証は儼然として内存する也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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