兼行保(読み)けんぎようほ

日本歴史地名大系 「兼行保」の解説

兼行保
けんぎようほ

日置庄内にあった保の一つで、現在日置中へきなかの字地名に兼行がある。享禄四年(一五三一)六月七日付の日置庄社役注文(日置八幡宮文書)に「一、壱石五斗 流鏑馬十騎之内、五騎は従兼行保・正末名・成乗名・永行名・真次名・国清名定役懃之、相残五騎は余給人方より勤之、一、此外大頭二頭初九日兼行保御百姓名輪番御祭礼相当 当年者真弘名に相当 弐石弐斗地方分、同料足百文、弐石弐斗領家分 同料足百文」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android