兼城貝塚(読み)かねぐすくかいづか

日本歴史地名大系 「兼城貝塚」の解説

兼城貝塚
かねぐすくかいづか

[現在地名]糸満市兼城

兼城かねぐすく集落西方にある琉球石灰岩丘陵の崖下に立地する貝塚時代前期の貝塚。標高約三五メートル、海岸からの距離約五〇〇メートル。丘陵沿いには湧泉があり、南を報得むくえ川が流れる。近接する遺跡として丘陵上に兼城かねぐすくグスクがあり、北東兼城上原かねぐすくうえばる第1・第2遺跡(貝塚時代前―中期)がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android