具臣(読み)ぐしん

精選版 日本国語大辞典 「具臣」の意味・読み・例文・類語

ぐ‐しん【具臣】

〘名〙 ただその職にあるというだけで、何の働きもない臣下。
続日本後紀‐嘉祥二年(849)一二月丁亥「則生為志之具臣」 〔論語‐先進〕

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普及版 字通 「具臣」の読み・字形・画数・意味

【具臣】ぐしん

員数に備わるだけの臣。〔論語、先進〕今由(子路)と求(有)とは、臣と謂ふべし。

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