其処等中(読み)そこいらじゅう

精選版 日本国語大辞典 「其処等中」の意味・読み・例文・類語

そこいら‐じゅう ‥ヂュウ【其処等中】

〘名〙 あたりいちめん。付近一帯。そこらじゅう。
洒落本甲駅新話(1775)「そこいらぢうの女郎共がみんな知て居(いる)から」

そこら‐じゅう ‥ヂュウ【其処等中】

〘名〙 あたり一帯。そのあたり全体。
※洒落本・水月ものはなし(1758)上「千万の金をつかふてそこら中から言成りにそだてられて」

そこら‐うち【其処等中】

〘名〙 そのあたり。あたり一帯。そこらじゅう。
咄本・正直咄大鑑(1687)序「なふ是はと、そこらうちをつつけばこそばし

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