デジタル大辞泉
「六韜」の意味・読み・例文・類語
りくとう〔リクタウ〕【六韜】
古代中国の兵法書。文韜・武韜・竜韜・虎韜・豹韜・犬韜の6巻60編。周の太公望の撰とされるが、現存するものは魏晋時代の偽作といわれる。
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りくとう リクタウ【六韜】
中国、兵法の書。周の太公望の撰とされ、「
荘子‐徐無鬼」に「金版六
」(「
」は「とう」で「韜」に同じ)と見えるが、現存するものは偽作。文韜・武韜・龍韜・虎韜・豹韜・犬韜の六巻からなる。
※
義経記(室町中か)二「誠か
御坊は
異朝の書、
将門が伝へし六韜兵法といふ文、
天上より給はりて秘蔵して持ち給ふとな」 〔蜀志注‐先主備伝〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報