デジタル大辞泉
「八衢」の意味・読み・例文・類語
や‐ちまた【八×衢】
道が八つに分かれている所。また、道がいくつにも分かれている所。分かれ道が多くて迷いやすいことにたとえる。
「橘の影踏む道の―に物をそ思ふ妹に逢はずして」〈万・一二五〉
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や‐ちまた【八衢】
〘名〙 (形動) 道が八つに分岐している所。また、道がいくつにも分かれている辻。分かれ道が多くて迷いやすいことや、あれこれと考えて心が乱れることなどのたとえにもいう。
※
万葉(8C後)二・一二五「橘の蔭履む路の八衢
(やちまた)に物をそ思ふ妹に逢はずて」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報