尾形光琳(こうりん)がデザインした蒔絵の代表作。「伊勢物語」第9段,業平(なりひら)東下りの三河国八橋の場面を,金の平蒔絵に鉛板・螺鈿を交えて描く。物語絵によくある説明的な要素はいっさいなく,主題の本質を鋭く追求する文様構成と,装飾材料と大胆な用法が目をひく。光琳蒔絵の特質がはっきりと示された名品。縦27.3cm,横19.7cm,高さ14.2cm。東京国立博物館蔵。国宝。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...
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