八幡通(読み)はちまんどおり

日本歴史地名大系 「八幡通」の解説

八幡通
はちまんどおり

盛岡藩の地方行政組織三三通の一つ。西はほぼ奥州街道を境として寺林てらばやし通、東は北上川左岸の山に至る。南は高木たかぎ通、北は日詰ひづめ通・長岡ながおか通に接する。現在の石鳥谷いしどりや町・花巻市の一部にあたる。「邦内郷村志」によれば管内の村は二一村で、黒沼くろぬま村・西中島にしなかじま村・江曾えそ村・八幡村・好地こうち村・新堀にいぼり村・滝田たきだ村・戸塚とづか村・関口せきぐち村・猪鼻いのはな村・八重畑やえはた村・東中島村五大堂ごだいどう(現石鳥谷町)上似内かみにたない村・下似内村北飯豊きたいいとよ村・田力たちから村・柏葉かしわば村・庫理くり村・くず村・東宮野目ひがしみやのめ(現花巻市)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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