八尺瓊(読み)ヤサカニ

デジタル大辞泉 「八尺瓊」の意味・読み・例文・類語

やさか‐に【八×瓊】

大きな玉。一説に、多くの玉を8尺の緒に貫いて輪にしたもの。
たぶさにまかせる―の五百箇いほつ御統みすまるを乞ひ取り」〈神代紀・上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「八尺瓊」の意味・読み・例文・類語

やさか‐に【八尺瓊】

〘名〙 (「に」は玉の意) 大きな玉。一説に多くの玉を八尺の緒に貫いてあるもの。
書紀(720)景行一二年九月(北野本訓)「上枝(かむつえた)には八握釼(やつかのつるき)を挂(とりか)け、中枝(なかつえた)には八咫鏡(やたのかかみ)を挂け、下(したつ)枝は八尺瓊(ヤサカニ)を挂け」

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