八尺瓊勾玉(読み)ヤサカニノマガタマ

デジタル大辞泉 「八尺瓊勾玉」の意味・読み・例文・類語

やさかに‐の‐まがたま【八×勾玉/八×曲玉】

大きな曲玉一説に、多くの玉を長い緒に貫き輪にしたもの。上代、身につけて飾りとした。
「此の神、奉迎むかへまつりてみづの―を進以たてまつる」〈神代紀・上〉
三種の神器の一。天照大神あまてらすおおみかみ岩戸隠れをしたとき、神々が立てた真榊まさかきにつけて飾ったという曲玉。神璽しんじ

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百科事典マイペディア 「八尺瓊勾玉」の意味・わかりやすい解説

八尺瓊勾玉【やさかにのまがたま】

三種の神器一つ皇位継承の象徴とされるもので,宮中三殿賢所(かしこどころ)に置かれる。勾玉は曲玉とも書く。

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