八ッ興屋村(読み)やつこうやむら

日本歴史地名大系 「八ッ興屋村」の解説

八ッ興屋村
やつこうやむら

[現在地名]鶴岡市八ッ興屋・長者町ちようじやまち

藤原ふじわら村の南東あか川支流苗津なえづ川の東岸にある。やつごやと通称され、往古苗津川に八ッ小屋があったことによる地名で、新田開発に伴い興屋の字をあてるようになったと伝えられる。元和八年(一六二二)の酒井氏知行目録に村名がみえ、高三二九石余。寛永元年庄内高辻帳で高三一八石余。正保郷帳では斎藤川原さいとうかわら村に含まれる。慶安二年(一六四九)の家数一六・人数八六(「万聞書」斎村史料)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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