全国革新市長会(読み)ぜんこくかくしんしちょうかい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「全国革新市長会」の意味・わかりやすい解説

全国革新市長会
ぜんこくかくしんしちょうかい

1964年,飛鳥田一雄横浜市長の呼びかけで結成された革新系市長の連帯組織である。公害対策を重視し,国からの超過負担に抵抗し,住民福祉政策を推進するなど,住民生活に密着した活動を行なってきたが,1970年代後半からの革新勢力の退職とともに加盟市が激減し,88年には最盛期半数の 60市を数えるまでに落込んだ。そのため革新市長会の政策・理論センターの役割を担ってきた「地方自治センター」の閉鎖機関誌『地方自治通信』の休刊に追込まれた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android