百科事典マイペディア 「入来[町]」の意味・わかりやすい解説 入来[町]【いりき】 鹿児島県中部,薩摩郡の旧町。町名は郡内にあった所領の入来院に由来。13世紀中頃からの領主渋谷氏が残した《入来院文書》は中世武士と村落研究の貴重史料。米,サツマイモを産し,ミカン栽培,和牛飼育が盛んで,キンカンを特産。入来(副田(そえだ))・諏訪温泉がある。2004年10月川内市,薩摩郡樋脇町,東郷町,祁答院町,里村,上甑村,下甑村,鹿島村と合併し市制,薩摩川内市となる。72.38km2。6343人(2003)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報