デジタル大辞泉
「光儀」の意味・読み・例文・類語
こう‐ぎ〔クワウ‐〕【光儀】
他人を敬って、その来訪をいう語。光臨。光来。
「さても只今の―、覚めての後の夢、夢の中の迷ひかとこそ覚えて候へ」〈太平記・三九〉
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こう‐ぎ クヮウ‥【光儀】
〘名〙
① 他人を敬って、その来訪をいう語。光臨。光来。
※
明衡往来(11C中か)
中本「随
レ分所
レ儲也。偸
レ閑光儀莫
レ妨
二鸞台之劇務
一歟」
② 美しい姿。立派なようす。
※
万葉(8C後)五・八五三・序文「花容無
レ双、光儀無
レ匹」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「光儀」の読み・字形・画数・意味
【光儀】こう(くわう)ぎ
美しい容儀。〔遊仙窟〕敢て心素を陳(の)ぶ。幸ひに願はくは照知せよ。(も)し其の光儀を見ることを得ば、豈に敢て其の一を論ぜんや。字通「光」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報