兄甲斐(読み)あにがい

精選版 日本国語大辞典 「兄甲斐」の意味・読み・例文・類語

あに‐がい ‥がひ【兄甲斐】

〘名〙 兄であることの価値。兄である利益(りやく)
浄瑠璃・以呂波物語(1684頃)二「若き者なれば少の越度(をちど)有とても、兄がひにはおとなしく異見(ゐけん)をも加へずし」

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