元資(読み)げんし

精選版 日本国語大辞典 「元資」の意味・読み・例文・類語

げん‐し【元資】

〘名〙
もとになる資金。もとで。元金
報徳記(1856)八「先生此四百両を元資となし自金を加へ野州山本村大島村山口村徳次郎村歎願に依て仕法を下す」
② もとになるものやことがら。
※哲学階梯(1887)〈今井恒郎訳〉一「新たに発明を為さんとするときは則ち新なる概念(其元資には仮令多く古代の言語に用ふると雖も)を搆成する」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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