僻歌(読み)ヒガウタ

デジタル大辞泉 「僻歌」の意味・読み・例文・類語

ひが‐うた【×僻歌】

事実に反する内容をうたった歌。理屈に合わない歌。
花山院―よまむとおほせられて」〈実方集・詞書

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「僻歌」の意味・読み・例文・類語

ひが‐うた【僻歌】

〘名〙 事実と違っている歌。理に合わない内容を詠んだ歌。
※実方集(998頃)「八月ばかり月あかき夜、花山院ひが歌よまむとおほせられて」

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