傘鉾雲(読み)カサボコグモ

デジタル大辞泉 「傘鉾雲」の意味・読み・例文・類語

かさぼこ‐ぐも【傘×鉾雲】

南の空に現れる、傘を開いたような形の雲。風の吹く前兆とされる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「傘鉾雲」の意味・読み・例文・類語

かさほこ‐ぐも【傘鉾雲】

〘名〙 一種莢状雲(きょうじょううん)で、風が吹き出す前に、南の空に、傘を開いたような形で現われる雲。
※水上語彙(1897)〈幸田露伴〉「カサホコクモ 傘鉾雲。風を待つ雲なり。此雲必ず南にあり傘を開きたる様にして、其雲の破れたる方より風吹く」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android