偽瓢虫・偽天道虫(読み)てんとうむしだまし

精選版 日本国語大辞典 「偽瓢虫・偽天道虫」の意味・読み・例文・類語

てんとうむし‐だまし テンタウ‥【偽瓢虫・偽天道虫】

〘名〙
① テントウダマシ科に属する甲虫総称体長は一~二〇ミリメートルくらい。テントウムシに似ているが、やや細長いものが多い。普通種のヨツボシテントウダマシ赤橙色で、背面に四黒点があり、ごみの下などにすむ。キイロテントウダマシルリテントウダマシなど日本に四六種が分布。てんとうだまし。
② テントウムシ科のニジュウヤホシテントウ・オオニジュウヤホシテントウの俗称。テントウムシよりやや大形で体表に微毛がある。草食性で、ナスなどの大害虫。〔日本昆虫学(1898)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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