借物奉行(読み)かりものぶぎょう

精選版 日本国語大辞典 「借物奉行」の意味・読み・例文・類語

かりもの‐ぶぎょう ‥ブギャウ【借物奉行】

〘名〙 室町時代、将軍御成に際して、諸大名家で臨時に設けた職。茶器屏風、その他接客用の道具を集める役目
※大永四年細川亭御成記(1524)「一借物奉行宇津三郎左衛門、幸井四郎兵衛」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android