倉富新田(読み)くらとみしんでん

日本歴史地名大系 「倉富新田」の解説

倉富新田
くらとみしんでん

[現在地名]岡山市倉富

倉田くらた新田の東にあり、岡山藩が延宝七年(一六七五)に開発した三新田のうち中央部分にあたる。「備前記」には平場の集落とあり、朱印高ほかと注記され高一千四九一石余、南はおき新田と古堤で境をなしていた。「備陽記」では田畑八二町九反余、家数三六・人数二五四。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android