俵転(読み)たわらころび

精選版 日本国語大辞典 「俵転」の意味・読み・例文・類語

たわら‐ころび たはら‥【俵転】

〘名〙
俵返(たわらがえり)のように、ころげたり起きなおったりすること。
※俳諧・富士石(1679)一「松前迄俵ころひや汐干のけふ〈可躍〉」
歌舞伎の立回りの型の一つ。向かってくる相手をかわして相手がかがみかげんになった際、首筋のあたりを手でたたいて前に倒す技法。そくび落とし。〔戯場訓蒙図彙(1803)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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