修羅車(読み)しゅらぐるま

精選版 日本国語大辞典 「修羅車」の意味・読み・例文・類語

しゅら‐ぐるま【修羅車】

〘名〙 (修羅帝釈(たいしゃく)と争って、これを動かしたというところから、大石(たいしゃく)を動かすの意で) 大石、大木などを運搬する車。修羅。
※室町殿日記(1602頃)一〇「楠木松の虹梁をもってしゅら車を造り」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android