信を取る(読み)しんをとる

精選版 日本国語大辞典 「信を取る」の意味・読み・例文・類語

しん【信】 を 取(と)

玉葉‐承安三年(1173)七月四日「或人云、多武峯聖霊院不焼失給云々、不信事也。猶可実否
相手信用にそむかないように努める。信用を得る。
浮世草子傾城禁短気(1711)五「とかく女郎の魂胆事は変に応ずるが専要手過ぬれば裏を掻かるものと心得て、随分信をとって嘘をつかるべし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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