係辞(読み)かかりことば

精選版 日本国語大辞典 「係辞」の意味・読み・例文・類語

かかり‐ことば【係辞】

〘名〙
※弖爾乎波係辞弁(1849)「さるは係辞とつづきたる文字(もじ)漢籍(からぶみ)ともにありやなしや。大かたは有るまじけれども、これらの辞(ことば)どもを概(おしくる)めて、何といふべきやうもおぼえねば、ただかかりことばといふ意までに、書(かき)出たるのみなり」
小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉下「いとも拙(つたな)き相関詞(カカリコトバ)を得意貌(とくいがほ)に綴りいだすは寔(まこと)に可厭(いや)なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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