使古(読み)つかいふるす

精選版 日本国語大辞典 「使古」の意味・読み・例文・類語

つかい‐ふる・す つかひ‥【使古】

〘他サ五(四)〙 使って古くする。古くなるまで使い続ける。〔日葡辞書(1603‐04)〕
雪国(1935‐47)〈川端康成〉「使ひ古して色褪せた旧式の客車が」

つかい‐ふるし つかひ‥【使古】

〘名〙 すでに使って、いまは使っていないもの。おふる。
※病牀苦語(1902)〈正岡子規〉「二三年前に不折が使ひ古しの絵具を貰って」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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