佞史(読み)ねいし

普及版 字通 「佞史」の読み・字形・画数・意味

【佞史】ねいし

諂びて事実をまげた史書。〔宋史、陸佃伝〕宗實を修するを以て、禮部に徙(うつ)る。數(しばしば)禹・堅と爭辨す。大、多く、(王)安石を是とし、之れが爲に隱(くわいいん)(不利をかくす)す。堅曰く、の言の如くんば、蓋(けだ)し佞なりと。佃曰く、盡(ことごと)く君のを用ひば、豈に謗書(ばうしよ)に非ずやと。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報