何せんぞ(読み)なにせんぞ

精選版 日本国語大辞典 「何せんぞ」の意味・読み・例文・類語

なに【何】 せんぞ

① 「なにせん①」を強めたいい方。何の役に立とうぞ。
※斯道文庫本願経四分律平安初期点(810頃)「梵行を行ずることは何為(ナニセムソ)
目的理由を不明のものとして指示する。何のために(…するのか)。どうして(…なのか)。
※大智度論天安二年点(858)「若し眼具をもちて清浄を得ること有らば、何(ナニセムゾ)智慧功徳の宝を用ゐむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android