佐使(読み)さし

精選版 日本国語大辞典 「佐使」の意味・読み・例文・類語

さ‐し【佐使】

〘名〙
① 互いに助け合うこと。
解体新書(1774)四「諸筋者、互相佐使而為其動也」
漢方で、主薬種である君薬(くんやく)に対し、補助的に配合する薬種をいう。
※庭訓往来註(室町中‐後)「薬有佐使君臣差別、佐使其験極急也」
中国古代から中古地方州郡長官であった刺史(しし)属僚佐史。〔東観漢記‐光武紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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