精選版 日本国語大辞典 「住離」の意味・読み・例文・類語
すみ‐はな・る【住離】
〘自ラ下二〙
① この世から離れようとして、今までのすみかを去る。
② 離れて住む。別々に住む。
※更級日記(1059頃)「母、尼になりて、同じ家の内なれど、方異(かたこと)にすみはなれてあり」
※とりかへばや(12C後)上「さばかりすみはなれたる所ある御心に、よもうけひき給はじと思ひはばかりて」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報