住友商事[株](読み)すみともしょうじ

百科事典マイペディア 「住友商事[株]」の意味・わかりやすい解説

住友商事[株]【すみともしょうじ】

住友財閥系の大手総合商社。1919年設立の大阪北港(株)を母体とし,1944年住友ビルディングを合併し住友土地工務となる。1945年の財閥解体で同社に商事部門を設け,日本建設産業と改称,1952年現名に改称。金属機械化学製品の扱いが多い。堅実経営で財務内容のよさが知られていたが,1996年銅地金取引で不正が発覚,26億ドルの損失を被った。最近ではCATV事業や都市再開発事業で独自の展開をみせている。本社東京。2011年資本金2192億円,2011年3月期売上高8兆3503億円。売上構成(%)は,金属18,輸送機・建機15,インフラ3,メディア・ライフスタイル7,資源・化学品26,生活産業・建設不動産9,その他22。
→関連項目イーバンク銀行[株]サミット[株]総合商社

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