住処・栖・住家・棲家(読み)すみか

精選版 日本国語大辞典 「住処・栖・住家・棲家」の意味・読み・例文・類語

すみ‐か【住処・栖・住家・棲家】

〘名〙 (「か」は、場所、ところの意。「家」はあて字) 住むところ。すまい。住居。現代では特に、好ましくないものや動物が住んでいる所をいう場合がある。
書紀(720)成務五年九月(寛文版訓)「百姓居(スミカ)に安(やす)して、天下事無し」
※俳諧・奥の細道(1693‐94頃)旅立「舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらえて老をむかふる物は、日々旅にして旅を栖とす」
※尋常小学読本(1887)〈文部省〉三「鳩の性質、温和にて、よく人に馴れ、又よく其すみかをおぼえ居る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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