伏屋・廬屋(読み)ふせや

精選版 日本国語大辞典 「伏屋・廬屋」の意味・読み・例文・類語

ふせ‐や【伏屋・廬屋】

〘名〙 地面に伏せたように軒が低く、小さな家。多く、みすぼらしい家、貧しい人の家をいう。ふせいお。
万葉(8C後)三・四三一「倭文機(しつはた)の 帯解き交へて 廬屋(ふせや)立て 妻問しけむ 葛飾の 真間の手児名が」

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