伊尾木洞穴(読み)いおきどうけつ

日本歴史地名大系 「伊尾木洞穴」の解説

伊尾木洞穴
いおきどうけつ

[現在地名]安芸市伊尾木

伊尾木集落の東、海岸段丘の下に南面して開く。水成岩浸食によってできたもので、高さ五―七メートル、幅四―六メートル、長さ一〇〇メートル余。ふだん洞内は足を浸すほどの水が流れ、奥には高い壁が両側に連なり谷川となっている。洞の壁には貝の化石があり、洞を出はずれた付近の両側の壁と谷の岩に、国指定天然記念物伊尾木洞羊歯群生する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android