仮髻・仮髪(読み)すえ

精選版 日本国語大辞典 「仮髻・仮髪」の意味・読み・例文・類語

すえ すゑ【仮髻・仮髪】

〘名〙 奈良平安時代婦人の髪に添えて結んだ、現在のかつらに似たもの。〔享和本新撰字鏡(898‐901頃)〕
※宇津保(970‐999頃)内侍督「今二つには御櫛調度、すへ・蔽髪(ひたひ)より始め」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android