仮店(読み)かりみせ

精選版 日本国語大辞典 「仮店」の意味・読み・例文・類語

かり‐みせ【仮店】

〘名〙
① 仮に設ける店。
随筆北越雪譜(1836‐42)二「寺の門内には仮店(カリミセ)ありて物を売り人群をなす」
② 小茶屋がかえの芸妓や、自前の芸妓などが、自分の契約している置屋をさしていう。
洒落本・浪花色八卦(1757)檜扇卦「かりみせから出るすいがらし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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