仙村(読み)せんむら

日本歴史地名大系 「仙村」の解説

仙村
せんむら

[現在地名]福井市仙町

丹生山地の北東縁に位置する。村名は正保郷帳にみえ、田方一一二石余・畠方一三石余。福井藩領。安政三年(一八五六)の戸籍御改帳(中林家文書)によれば、家数七(高持六・雑家一)、人数五四。「越前国名勝志」は、「阿弥陀仙村ト云所有リ。昔ハ坂南郡成シカ、今ハ坂井郡仙村ト云フ」と記し、「或人ノ考ニ云フ」として「元亨釈書」に「越州坂南ノ阿弥陀院」に居して密教を修行した覚勝なる僧が死んでその火葬の日、「客僧七十人、何方ヨリ来ルトモシラス群参シテ、喪ニ会セリ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

普及版 字通 「仙村」の読み・字形・画数・意味

【仙村】せんそん

仙境

字通「仙」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android