付足(読み)つけたす

精選版 日本国語大辞典 「付足」の意味・読み・例文・類語

つけ‐た・す【付足】

〘他サ五(四)〙 あるものの上に、さらにつけ加える、補い加える。追加する。
破戒(1906)〈島崎藤村一六「『ナニ幾許(いくら)でも好いんですから━』と丑松は添加(ツケタ)して言った」

つけ‐たし【付足】

〘名〙 つけ加えること。また、そのつけ加えたもの。つけたらわし。
暗夜行路(1921‐37)〈志賀直哉〉三「自分ながらそれが後からの附(ツ)け足(タ)しらしく聞こえ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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