付籍・附籍(読み)ふせき

精選版 日本国語大辞典 「付籍・附籍」の意味・読み・例文・類語

ふ‐せき【付籍・附籍】

〘名〙
奈良平安時代戸籍についていない戸を、はじめて戸籍に記載すること。
延喜式(927)一一「百姓附籍移貫改姓」
② ある戸籍が他の戸籍に付属すること。また、その戸籍。
東京日日新聞‐明治八年(1875)三月一六日「厄介、附籍ヲ止ベキノ説」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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