付にする(読み)つけにする

精選版 日本国語大辞典 「付にする」の意味・読み・例文・類語

つけ【付】 に する

① (「つけ」は「うつけ(空)」の略ともいわれるが未詳) 馬鹿にする。だしに使う。
洒落本辰巳之園(1770)「今も、隣で煙草のんだの、馬を呑だのと〈略〉人を付(ツケ)にした」
② 支払いを一定期間まとめて、あとで支払うようにする。
※青い月曜日(1965‐67)〈開高健〉二「あの酒屋はここの学生で食ってきたんだそうだぜ、ツケにしてもらおう」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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