仕分・仕訳(読み)しわけ

精選版 日本国語大辞典 「仕分・仕訳」の意味・読み・例文・類語

し‐わけ【仕分・仕訳】

〘名〙 (動詞「しわける(為分)」の連用形の名詞化)
① それぞれ区別して物事を行なうこと。行動によってその違いを表わすこと。
※歌舞妓年代記(1811‐15)二「菊之丞羽織大小片身は女の身ぶり。男女(なんにょ)仕分(シワケ)竹之丞と井筒の連所作(つれしょさ)あり」
事柄品物などを種類、性質などによって分類すること。類別
※詞葉新雅(1792)「シワケヲスル わく」
③ 財産を分けて分家させること。のれんを分けること。分家。のれん分け
④ (仕訳) 簿記上の取引を借方と貸方に分解し、総勘定元帳の当該各勘定科目に記入すること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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