今嶺村(読み)いまみねむら

日本歴史地名大系 「今嶺村」の解説

今嶺村
いまみねむら

[現在地名]岐阜市今嶺

つめ村の西に位置し、南は藪田やぶた村、西は江崎えさき村。平坦地で、村の東から南を論田ろんでん川が区切る。寛政一一年(一七九九)の村絵図(県立歴史資料館蔵)によれば、中島なかしま灘・中津なかつ灘・萱場かやば灘などの地名がみえる。また地方史料には上下に分れて村名がみえることもある。慶長郷帳に村名がみえ高三七四石余。正保郷帳でも同高で畑方のみ。江戸時代を通して加納藩領で、家中知行渡方帳(森文書)によれば家臣七名の給地。同藩は内検を行い、寛永一二年(一六三五)高三七七石余となり、その後安永七年(一七七八)までに順次新田畑高四三石余を加え、旧高旧領取調帳では高四二〇石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android