今城大塚古墳(読み)いまじようおおつかこふん

日本歴史地名大系 「今城大塚古墳」の解説

今城大塚古墳
いまじようおおつかこふん

[現在地名]御船町滝川 大塚

御船原みふねばるの東側、標高約三七メートルに位置する。古墳は古くから知られていたらしく、「国誌」にはじん村の座敷塚として「塚有リ西ニ向テ穴アリ」と記されているので、江戸時代から石室が開口していたことがわかる。また「奥ニ至レハ方二間許ノ石穴アリ東一方大石ヲ壁ニシテ朱ニテ塗リ蛇ノ目ノ紋三ツ付タリ」と装飾のあることが注目されていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android