仄明(読み)ほのあかるい

精選版 日本国語大辞典 「仄明」の意味・読み・例文・類語

ほの‐あかる・い【仄明】

〘形口〙 ほのあかる・し 〘形ク〙 ほのかに明るい。ほんのりと明るい。
文鳥(1908)〈夏目漱石〉「縁側がほの明(アカ)るく見えるなかに、鳥籠しんとして」

ほの‐あかり【仄明】

〘名〙 ほのかな明り
寝顔(1933)〈川端康成〉「ほの明りに目覚めました私は」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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