デジタル大辞泉 「人種不平等論」の意味・読み・例文・類語 じんしゅふびょうどうろん〔ジンシユフビヤウドウロン〕【人種不平等論】 《原題、〈フランス〉Essai sur l'inégalité des races humaines》ゴビノーによる評論。1853年から1855年にかけ発表。純血種のアーリア人を最優秀人種と位置づけ、黒人・黄色人種などを劣等人種とする差別的思想を説くもので、のちに反ユダヤ主義やナチズムに援用されることとなった。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例