京焼・清水焼(読み)きょうやき・きよみずやき

事典 日本の地域ブランド・名産品 「京焼・清水焼」の解説

京焼・清水焼[陶磁]
きょうやき・きよみずやき

近畿地方、京都府の地域ブランド。
京都府産の陶磁器製コーヒー沸かし(電気式のものを除く)・食器類・棗・建水・水指・茶入れ・杓立・食篭・水注・茶壷・湯冷・箸立て・とっくり・食品保存用壺・携帯用アイスボックス・米びつ・食品保存用瓶・こしょう入れ・砂糖入れ及び塩入れ・ようじ入れ・蓋置・はし置き・植木鉢・花瓶及び水盤・風鈴香炉・香合・置物・土鈴・飾り皿・飾り壺・飾り箱。京焼・清水焼は、京都でつくられるやきものの総称。京都では、平安京造営と同時に本格的に焼き物づくりが始まった。それ以来、優れた陶工名品を次々に輩出している。そのほとんどが手づくりによるもので、多品種少量生産が特徴。1977(昭和52)年3月、通商産業大臣(現・経済産業大臣)によって国の伝統的工芸品に指定。2007(平成19)年11月、特許庁の地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5091814号。地域団体商標の権利者は、京都陶磁器協同組合連合会。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報