井川神社(読み)いかわじんじや

日本歴史地名大系 「井川神社」の解説

井川神社
いかわじんじや

[現在地名]伊予三島市豊岡町岡銅

岡銅の高手おかどうのたかてにあり、主祭神は神八井耳尊・神奴名川耳尊。旧村社。「三代実録」の元慶八年(八八四)一一月一七日の条に「授伊予国正六位上井河神従五位下」とあり、井川神社をこの井河神社に比定する説がある。

社伝によると古くは井ノ河明神と称し、天武天皇三年に榧ヶ大岐から奉遷、大宝年間(七〇一―七〇四)宇摩大領越智玉澄が現在地に社殿を建立したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android