井尻古墳(読み)いじりこふん

日本歴史地名大系 「井尻古墳」の解説

井尻古墳
いじりこふん

[現在地名]亀山市井尻町

鈴鹿川北岸の標高四〇メートルの河岸段丘上に単独で築かれた前方後円墳。全長五三メートル、後円部径二六メートル、高さ四メートルで、前方部の幅三九メートル、後円部径の一・五倍もあり、前方後円墳としては発展した形態を示す。後円部の一部は農道により削りとられているが、墳丘の保存はよく往時の姿をとどめている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android